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65 終わりと、始まりを迎えた日

身辺整理などもあるため、今の夫婦で一旦生活を続ける事になっていたわけだけど、
身辺整理については、自分たちの事というより両親や周りの人に対する調整がほとんどだった。

うちの両親も「あれだけ仲が良かったのに…。」と心配してはいたが、
「まあ、大人のあなたたちが決めたことだから別に否定はしないけど。」
と案外あっさりと受け入れてくれた。

特に、喧嘩別れとかじゃなく、生活の中のすれ違いという話をすると、
自分の仕事の事も知っていたのですごく納得した様子で、「職を変えた方がいいんじゃない?」って
むしろ自分の仕事のほうを心配しているようだった。

ただ、実は思っていたよりすんなりことが運んだので、
予定していた期間より前倒しでその期間を終了することになったりした。

そして、モモとの夫婦生活の最終日。
どこかおいしいもの食べに行こうか?って誘ったんだけど、やんわりとお断りされた…。
そして、いつも通り、モモの手料理を食べる。
特別手が込んでいるわけでもなく、いつも通りの、おいしい夕食だった。

そのあと、お風呂に入って、ベッドに入る。
一応自分が気遣ってお客さん用の布団で寝るようにしていたんだけど、
思い切ってモモのベッドにに入ってみる。

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62 断たれゆく未練

モモとの生活ももうあとわずかと言う頃。
久々の休みに、モモを誘ってデートにでも出かけようかな?
てなことを考えていた。
もう二度とモモとデートなんてできなくなるわけで、
未練がましいかもしれないけど、最後に一回くらい手を繋いで歩いても
バチは当たらないはずだなと思って。

そんなことを考えていたんだけど、
ある平日の晩に、モモから声をかけられる。

「太郎くん…?」
「ん?」
「来週の土日なんだけど…。」
「うん。」

「ユウさんと、出かけることになったから…。」
「あ…、そうなんだ。」
いきなりの専攻パンチにちょっと怯む。

「だから、家…空けるからね。」
「お…おう。楽しんでおいで。」

もうモモは俺のモノではないってのはわかっているんだけど、
まだ一緒に暮らしているからか、やっぱり自分のモノにしておきたいなんて感情がわいてくる…。
表向きは全然大丈夫みたいな反応をしつつも、やっぱりちょっとは胸が痛む。

とはいえ、自分にはもうノンタンというパートナーもいるので、
ノンタンのためにも、そこはあまり深く考えないようにしていた。

しかし、新生活前に二人でしっぽり旅行とは…
当然のごとくイチャラブなセックスをするのかと思うと、へこんでしまう。
それと同時に、そんな二人の姿を想像して興奮してしまっていた。

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61 再確認

自分がノンタンと交際することになったのを知ったモモは、特に驚く様子もなかった。
むしろ、もともと自分がノンタンと一緒になりたかったと思っているんじゃないかってくらい。

実際、それに対しては、正直自分の中で整理がついていなかった。
モモから別れを切り出されたときはもちろんショックだったけど、
その時、ノンタンの顔がよぎったのは確かだし、こうしてノンタンと一緒になることになって、
相当、期待してしまっているのも確かだった…。

とはいえ、身辺整理もあるし、一旦は元の夫婦生活に戻る。
2、3か月くらいかけて新しい暮らしに変えていこうという話に。

自分としては、モモへの未練がないわけじゃないけど、
ノンタンと関係良好だったこともあって、もう吹っ切れた方がいいのかな。
なんて、徐々に納得できるようになってきた。

もちろんモモとは、エッチもキスもなし。
でもそれ以外は普段通りって感じ。まあ、古い友人のような感じと言えばそうかもしれない。
モモの顔を見るたびに、ちくっと胸は痛んだけど。

モモのほうはどう感じているのかちょっと気になっていたんだけど
自分から見える範囲だけでいえば、ユウさんに傾倒している感じもないし、いたって普通。
というか、普段ユウさんとちゃんと連絡とってるのかな?ってくらい。
その辺はモモなりの配慮だったのかもしれないけど。

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60 カップルの行方

仕事から帰って、夜中の2時くらい。
珍しくモモがリビングで待っていた。

モモは俺に、いつも通りの笑顔を向けていた。

「ちょっと言いたいことがあって。」
「え、なに?」
「ゆっくりはなそ。お風呂入ってきて?待ってるから。」
「一緒に入る?」
「ううん。一人で入ってきて…?」

そんな会話のあと、お風呂を上がると、モモがご飯を作ってくれていた。
久々のモモの手料理。

それを食べ終わって、さっきの話題に戻す。

「で、話って?」
「うん…。」
モモがなんか、話しにくそうな感じはあった。でも、少し淡々としていたというか、決意が決まったような表情でもあった。

「今日さ。私、何してたと思う?」
「え、仕事?」
「うん。そのあと…。」
「そのあと…。なんだろ。わかんない。」
「そっか…。」

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59 モモの覚悟

ユウさんとモモの行為を見てから、
どうすればいいのか、よくわからなくなってしまった。

モモの気を引こうとしたけど、結局どっちつかずで終わってしまって、
かえってモモの気持ちが離れてしまったような気がしていた。

そんな中に、怒涛の仕事ラッシュで、忙殺される日々。
というか、忙殺されることに逃げ込んでいたのかもしれない。

とりあえず、こんなんじゃだめだな、と思い
プロジェクトの山場を越えたら、退職することに決めた。
転職活動なんてもちろんできる余裕もなかったので、
とりあえず、目の前の仕事を終わらせられるよう、頑張っていた。


それから3か月弱くらいの山場があって、ようやく落ち着きそうな感じになってきた。
モモはその間、放置気味になってしまったんだけど、
落ち着き始めてからは、できるだけ早く帰ろうと意識をしていた。

久々の休日、モモの買い物に付き合ったり、
カフェでランチしたり、のんびりとした時間を過ごすことができた。

ただ、ちょっとだけ気になったのが、モモのスマホの着信。
これまで感じたことがないくらい頻繁になっているように見えた。
モモは俺の目の前ではスマホをいじったりはしていなかったものの、
合間合間で、スマホをいじっているようには見えた。

「たぶん…ユウさんなんだろうな…」と、当然のことながら想像した。
3か月放置してしまったなかで、もしかしたら何かあったのかな?なんて不安になる。

その日、モモがお風呂を入っている間に、スマホの中身を確認する。
想像していた通り、やっぱり動画があった。しかも3本。

とにかく、ひとまず中身を確認しようと、動画をNASに移して、
日付が一番新しいものを確認する。

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プロフィール

so6ta6

Author:so6ta6
■早漏太郎(書いてる人)
某所で早漏太郎と名付けてもらった。気に入っている。
普通のサラリーマン。
(本名)君とよばれているが、太郎君と書き換えている。

■モモ
早漏太郎の奥さん。5歳下。
超絶人見知り。そのくせさびしがり屋。
パッと見ると頼りないけど、割としっかり者で、たまに頑固。
昔はケーキ屋でバイトしてたけど、今は可愛い系のアパレルの販売員。
背が低い。貧乳だけど、本人いわくちゃんと膨らんではいるらしい。
でも顔が小さくて、とにかく顔が可愛いのが自慢。

■ユウさん
輸入系の会社の人。多分3、4歳上。
お酒が全般が好きで、特にワインが好き。
たまに海外に出張に行っている。
いつも大人雰囲気を醸し出してて優しい。
でも遊び心もあって、すごくモテてきたタイプ(多分)。

■ノンタン
ユウさんの奥さん。
サバサバしてて裏表がない。
一見ドライな感じだけど、付き合いが長いとみせる、内面はばりばりの女の子って一面が可愛い。
あとおっぱい大きくてエッチもノリノリ。
昔は事務職やってたけど今はやめてカフェでバイト。
ノンタンという呼び名は早漏太郎の元カノが命名。本人は嫌がっていた。今はもう慣れてる。

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